「輝く明日を、腸から。」というブランドタグラインを開発し、東亜薬品工業が展開するプロバイオティクス製品「ビオスリー」のブランドメッセージとして策定しました。このタグラインは、1963年に誕生した「ビオスリー」の長い歴史と実績を背景に、より未来志向の価値を打ち出すことを目的としています。腸内環境の健康が全身に与える影響の重要性が広く認識される中、腸から健康を育むという発想は、ビオスリーのブランド理念に深く根ざしたものです。

このタグラインには、腸内フローラを整えることによって、私たちの生活や健康がより豊かで輝かしい未来へとつながるという、ポジティブで力強いメッセージが込められています。「腸から」という表現は、腸内環境の重要性を強調し、私たちの体と心に直接的な影響を与える存在としての腸を際立たせています。そして「輝く明日」というフレーズは、プロバイオティクスがもたらす健康的な未来を予感させ、消費者に希望を与える要素を強調しています。

「ビオスリー」は、プロバイオティクス市場のトップを目指す企業として、今後ますます注目される腸内環境の改善を科学的根拠に基づき支援し、消費者の健康に貢献することを目指しています。これを実現するために、ブランドタグラインは単なるキャッチフレーズにとどまらず、製品の信頼性、革新性、そして未来志向の姿勢を一貫して伝える重要な役割を果たしています。

「ビオスリー」の「b」を基に、長い一本の管である「腸」のイメージをモチーフとして採用しました。また、3つの丸は、糖化菌・乳酸菌・酪酸菌がそれぞれ小腸から大腸にかけて異なる部位で活発に働き、腸内フローラに良好な影響を与えることを示唆しています。腸内環境の改善を目的としたビオスリーの機能性を象徴的に表現しました。

加えて、近年プロバイオティクスが世界的に注目されています。海外展開を視野に、ユニバーサルで普遍的な価値を持つデザインを目指しました。直感的に理解でき、親しみやすく、かつ信頼性を感じさせるシンプルで洗練されたデザインを追求しました。

人用の医療用医薬品においては、ブランドの象徴となるロゴマークを効果的に印象づける一方で、医療用製品としての信頼性と安心感を重視し、シンプルで清潔感のあるデザインを追求しました。
また、薬剤師が直感的に選択できるよう、使用シーンを想定し、実用性と視認性を兼ね備えたデザインを心がけました。
一方、動物用医薬品および混合飼料のパッケージデザインについては、ブランドの一貫したイメージを踏襲しつつ、親しみやすさを感じさせるイラストを用いることで、より親近感の湧くデザインを実現しました。

これらのパッケージデザインを通じて、ユーザーとの接点を強化し、ブランドアイデンティティの確立と定着を目指しています。

今後、東亜薬品工業がプロバイオティクス市場においてトップを目指すために、企業の透明性や品質に関する情報を掲載し、ブランドイメージの向上に繋がるコンテンツ制作を行いました。消費者やパートナー企業に対して信頼性を確保し、透明性の高い企業姿勢を示すことを目的としています。

さらに、東亜薬品工業のプロバイオティクスに関する詳細な情報を発信することで、製品の科学的根拠や効果をしっかりと伝え、企業としての専門性と実績をアピールしました。

ビオスリーのブランドアイデンティティを強化し、その製品の価値を効果的に視覚的に伝えることを目的として、ブランドロゴ、ブランドキービジュアル、コーポレートサイトに至るまで、すべてのデザインにおいて一貫性を持たせました。
このアプローチにより、ビオスリーの持つ信頼性と専門性を強調し、消費者に対してより深い印象を与えることを目指しています。